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ゴーン・ガールみたいな女性

映画「ゴーン・ガール」

この作品は、3回程観ました。実に巧妙で賢くて…それに何より、人間の心理を操ろうとするなんて離れ業は、精神科医の方ならできるのでしょうか…全てが自分の意のままに…それを全ての人が完璧にできたら、逆に世の中平和になるんじゃないのかと考えました。

ただ、昨今、話題になっている”毒親”を連想してしまう部分があります。親が子供に対して、自らの期待や願望を押し付ける行為は、私からすれば精神的虐待に相当するのではないかと考えます。

私には、2人の息子がいますが将来有名になってほしいとか、大金持ちになってほしいとか、すごい肩書をもってほしいとか…一切、思ったことはありません。なぜなら、私も主人も、そんな人間になれなかったからです。子供は、親の遺伝子を受け継いでますよね?親を超える素晴らしい人間になってほしいというのは、おこがましい気がします。

もし、私が大金持ちだったり、有名人だったり、何かのすごい選手なら産まれてきた子供にも、そうなれるようにバックアップしていくと思いますが…残念ながら私は違いますので。

ただ、逆に言うとすれば、私にできることはある程度できるだろうと思っています。人に会えば挨拶をしたり、助けてもらったら”ありがとう”と言えたり、悪いことをすれば”ごめんなさい”と言えたり。私は、学校の成績も芳しく無い方だったので子供にも”勉強しなさい”と言ったことはありません。もちろん、子供が塾に行きたいといえば通わせましたし、水泳がしたいといえば習わせました。子供の方からの”やってみたい”にはできる範囲内でチャレンジの機会を作れたかなと思っています。

ゴーン・ガールの作品から内容が離れましたが、自分の子供ですら思い通りにはいかないということです。他人で異性なら尚の事でしょう。人それぞれ趣味思考は違います。本当に大切な人なら、その人の意見も尊重するべきだと思います。ネタバレはしたくなかったので、すごく遠回りなお話になりましたが、もしこのBLOGをご覧になって映画を見てくださったなら、この遠回りなお話の意味が分かっていただけると思います。